大仁田 史上初の棺桶爆破戦でグラドル渡瀬茜を非情葬

 「プロレス・アップルスター」(19日、東京・新木場1stRING)

 史上初の棺桶爆破デスマッチが行われ、大仁田厚がグラドル・渡瀬茜を非情に葬った。

 アップルスターの新ブランド「●●!ベイべ!プロレス~音楽とプロレスとアルコールとダンサーの融合興行~」旗揚げ戦。メーンでは“打倒・大仁田”に執念を燃やす渡瀬がくいしんぼう仮面、佐瀬昌宏、佐藤恵一、雷神矢口の軍団員を引き連れ、大仁田&保坂秀樹、リッキー・フジ、HASEGAWAの大仁田軍と、有刺鉄線ボード・棺桶爆破&鬼棒爆破デスマッチで激突だ。決着は3カウントまたは棺桶爆破の変則ルールが採用された。

 渡瀬茜軍のリーダー・渡瀬は通常マネジャーとしてらつ腕を振るっているが、この日は“大仁田潰し”のため試合権利を持つ形で参加。胸元に有刺鉄線ブラを着用して登場すると、大仁田にボディアタックを見舞い、場外の駐車場に大仁田を連れ出し矢口と共に鬼棒で爆破させるなど、獅子奮迅のはたらきを見せた。

 だが、リングに戻って息を吹き返した大仁田は渡瀬に毒霧を噴射し、有刺鉄線ボードに投げつけた。大仁田は保坂の手を借りて青息吐息の渡瀬をリング上の棺桶に入れると5秒後にけたたましい音とともに爆破し、勝利をつかんだ。昨年3月14日の新木場で勃発した抗争は、大仁田軍の3連勝となった。

 試合後、大仁田はグラドルながら勇猛果敢な闘いぶりを見せた渡瀬を認め、「茜、俺にはもう(引退で)時間がないんだ。またやってやるよ」とマイク。かたや渡瀬は「大仁田、勝つまでやってやるよ!」と息巻いた。

 大仁田は10月をメドにリングを降りることを決めているだけに、残された時間はあと7カ月しかない。それまでに渡瀬はあらゆる手段を講じて“打倒・大仁田”を企てるに違いない。

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