黄金サングラスで登場の新王者・小国 母が仰天告白「うちの血やわー」
IBF世界スーパーバンタム級新王者に輝いた小国以載(ゆきのり、28)=角海老宝石=が1日、京都市内で一夜明け会見を行った。22戦22KOの怪物ジョナタン・グスマン(27)=ドミニカ共和国=を判定3-0で破る大金星を挙げた。
会見には地元赤穂市から父・誉幟範(よしのり、67)さん、母・佐栄子さん(63)、兄・誉陽(たかひろ、33)さんと家族も駆けつけた。
進撃の巨人、赤穂浪士のコスプレ、この日も巨大な黄金サングラスで登場した愛息に、母は「うちの血やわー」と仰天告白した。母方の血には「芸達者が多い」と小国も継承。何と母自らがコスプレーヤーだったのだ。
赤穂市で保育園の園長を長年務め、現在も児童発達支援施設で園長。クリスマス会などイベントでは「親子で喜んでもらうため」研ナオコ、長州小力などにふん装。「テープも鼻に貼りますよ。レパートリーはいっぱいある」と胸を張った。
トランクスにワッペンを貼るお願いなどで連絡があり、4日連続で赤穂から京都入り。「要領のいい子でしたね。兄が5歳上ですから、以載に何か買ってやると必ず兄の分も買うんです。一つだと兄に取られるんでね」と父は愛息の幼少期を思い返していた。