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スターダム・イオが赤いベルトV9!元盟友の岩谷粉砕

場外で岩谷麻優を容赦無く攻める紫雷イオ(右)=後楽園ホール
コーナーポストでベルトを掲げる紫雷イオ=後楽園ホール
最後はムーンサルトプレスで試合を決めた紫雷イオ=後楽園ホール
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 「プロレス・スターダム」(22日、東京・後楽園ホール)

 ワールド・オブ・スターダム王者の紫雷イオが岩谷麻優の挑戦を退けて9度目の防衛に成功した。イオは岩谷とタッグチーム“サンダーロック”を組んでいたが、11月の大会で反旗を翻し、渡辺桃、HZKと新ユニット“クイーンズ・クエスト”を結成。岩谷は4日の大会の6人タッグでイオから直接フォールを奪い、王座挑戦に名乗りを上げていた。

 たもとを分かった2人は感情をぶつけ合うような、激しくラフな攻防を展開。岩谷が場外やエプロンサイドなどで飛龍原爆固めを乱れ打ちすれば、イオもダルマ式原爆固めや原爆固め3連発などで厳しく応戦する。両者が死力を尽くした17分超の激闘は最後、岩谷がまたも飛龍原爆固めの態勢に入ったところを、イオが体を入れ替えてツームストーンパイルドライバーで返し、得意の月面水爆でトドメを刺した。

 自身が持つ同王座の記録10連続防衛にあと1と迫ったイオは「これが赤いベルト、これが女子プロレス、これがスターダムだ」と絶叫。そして、岩谷に対して「しょっぱい。変わらない。岩谷麻優は最高のパートナーだった。そして、最高に惜しいレスラーなんだよ。本当にあと一息で赤いベルトを獲れたかもしれない。でも、その一息の差はデカいぞ!岩谷麻優が超えたいと思い続けるレスラーで私はあり続けます」と厳しい言葉で勝ち誇った。

 これに対し岩谷は、「紫雷イオ、お前、どんだけ怪物なんだよ。ドラゴンで何回投げたと思ってんだよ」と脱帽。それでも、「赤いベルトに挑戦するのはこれで最後とあおっていたけど、まだまだあきらめねえぞ。自分が取るまでその赤いベルトを誰にも渡すなよ」と再挑戦をアピールした。

 2016年最後の興行を王者のままで締めたイオは、インタビューでも「スターダムとして、紫雷イオとして、エースとして、ど真ん中を見せられたと思います」と充実の表情。元盟友との決戦を、「サンダーロックは最高のパートナーだったんですけど、そこから現状維持というか、変わらない状況が続いていて、歯がゆくて、だったら私は先に行くよとリミッターを外して、この状況がある。横に並んでてスターダムの未来が見えなかった中で、今日、対角に立って、岩谷麻優が変化し始めたってのが見えたかな。ただ、私もその分成長しているし、変化し続けているから、最高に惜しいレスラー岩谷麻優がいつ完成するのか。後は本人次第でしょうね」と振り返って、奮起を促した。

 そして、「今、スターダムは選手が増えて、話題も増えている中で、変化し続けない、成長し続けない者は淘汰(とうた)されるリングになっている」と、団体の現状を語り、「その中で紫雷イオは進化し続けます。他の選手、今日の私たちの試合を見て何か感じたものがあるだろうし、麻優以外の誰かが伸びてくる可能性もある。私は絶対油断せず、赤いベルトを保持したままエースの座を守り続けます」と、貫禄たっぷりにエースの自覚を示した。

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