RIZIN 坂田亘が妻・小池栄子を同伴で会見 大晦日に桜井“マッハ”と対戦

 格闘技イベント「RIZIN」を運営するRIZIN FFは28日、都内で会見を開き、12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016」で、坂田亘(43)=フリー=と桜井“マッハ”速人(41)=マッハ道場=が対戦することを発表した。

 リングスなどで活躍し、プロレスにも参戦した坂田は13年ぶりの総合格闘技復帰。修斗、PRIDEなどでトップファイターとして活躍した桜井は3年ぶりの実戦となる。RIZINの高田延彦統括本部長はカードを組んだ経緯について、坂田の妻でタレントの小池栄子から「坂田にけじめをつけさせて下さい」などと熱望されたことがきっかけだと話した。

 会見には坂田と桜井に加え、小池も出席。小池は「私が最後に(坂田の)試合を見たのは(プロレスの)ハッスルですが、それから一格闘家として中途半端な日々を送って、もやもやしているのは夫婦で感じているものもあって、妻でもありますけど、格闘技ファンとして最後に試合ができるのであれば、最高峰の舞台で思いっきりの試合を見せてほしいというのは私の一つの希望でありました。夫婦としての勝負だと思っています」と、坂田の参戦を求めた理由と覚悟を口にした。

 妻に続いてマイクを手にした坂田は「リングに上がることは5年ぶり、真剣勝負に関しては13年ぶり。このブランクは気持ちだけではどうにもならないものもあります。それを埋める作業を、今年に入って試合が決まる前から懸命にしてきたつもりです」と現状を説明。「当日、自分の中でリングでけじめをつけようと思って、この戦いに挑みますので、絶対に後悔のないように、残りの日々を懸命に努力し、挑みたいと思います」と決意を口にした。

 一方、桜井は会見中に坂田夫妻を険しい表情でにらむなど不満の色をあらわにし、「なんで小池栄子さんが来てるんですかね。坂田選手は1人で来てもらいたかった。タレントプロレスじゃないんですよ。プロレスですよね、話聞いてたら」と強い口調で批判。「やることはガチンコなんで。当日は折りに行く戦いですね。押したいです」と、坂田の“介錯”を予告した。

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