飯伏 DDTでの復帰戦は涙の白星

 「プロレス・DDT」(21日、両国国技館)

 新日本とDDTを退団し、新たに設立した飯伏プロレス研究所所属となった飯伏が、頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアなどで昨年10月に離脱して以来の復帰戦を白星で飾った。

 会場のあらゆる場所が戦場となるルールで、大便器内へ脳天くい打ち、入場口の上からラ・ケブラーダを放つなど、狂気に満ちた“飯伏ワールド”を展開。最後はフェニックススプラッシュで中沢を仕留めた。

 試合後は感極まって涙を流し、「また、DDTに帰って来たいと思います」とファンに宣言。「ファンの前に出られたのは本当にうれしかった。勘が戻っていないですけど、楽しむプロレスができた」と、充実感をにじませた。

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