岩佐無念TKO負け「肝が小さかった」

 「IBF世界バンタム級暫定王座決定戦」(13日、ブリストル)

 初の世界戦に臨んだ岩佐亮佑(セレス)は、地元出身のリー・ハスキンス(英国)に6回2分10秒TKO負けを喫し、タイトル奪取はならなかった。

 プロ21戦目、25歳でたどり着いた世界戦は完敗だった。6回、強烈な左フックを浴びて岩佐は尻もちをつくようにダウン。さらに連打で棒立ちになったところでレフェリーが試合を止めた。「肝が小さかった。会場にのまれてしまった」。左耳の鼓膜が破けて流血。試合後に6針縫った。

 千葉・習志野高で高校3冠に輝いた逸材。だが、11年に当時日本王者の山中慎介(帝拳)に挑み、激闘の末に初黒星。その後の両者は明暗を分け、山中はWBC世界王座を8度防衛中だ。悲願のタイトル奪取を逃した岩佐は「2度目の負けだが、いい経験になった。」と再起を前提に収穫を口にした。

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