高山、悩ましい…V2戦か修学旅行か
IBF世界ミニマム級王座を初防衛した高山勝成(31)=仲里=が23日、大阪市内で一夜明け会見を行った。
前夜は9回負傷判定での勝利。流血した両目を計35針縫った。1回ゴングと同時の急襲ではファーラン(タイ)の足と衝突し、右の太ももも負傷していたことを明かした。
とはいえ次戦までの回復に問題はない。それより、悩みは思わぬところに出てきた。
名古屋市の菊華高2年で来週、新学年初登校の予定。今秋は入学前から楽しみにしている沖縄・修学旅行がある。中出トレーナーに「ちょうど重なりそうや」とV2戦の時期を示唆され、「何とか旅行の前に試合できるようにして下さい」と身をよじって懇願した。
もし修学旅行不参加となれば、モチベーションの低下は必至。高山にとってしばらく気をもむ日々が続きそうだ。