リゴンドー冷や汗防衛…2度もダウン

 「WBA・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(31日、ボディメーカーコロシアム)

 統一王者のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)は天笠尚(山上)に7回、右ストレートをあごに食らいダウン。続けざまに右を食らい2度もダウンさせられた。10回に左ストレートでダウンを奪い反撃。11回終了、天笠が試合続行不能となりTKO勝利はしたが、冷や汗ものの防衛劇となった。

 13年4月、世界5階級王者のノニト・ドネア(フィリピン)を手玉に取り、王座統一。「パンチを出す前によける」と評される天才的な防御力が侍・天笠の執念でこじ開けられた。

 来日後、肉、野菜、米、好きなものを好きなだけ食べた。関西上陸後、神戸牛を400グラムペロリ。「これが通常」とは言ったが、日本初上陸に緊張感はなく、あわや王座陥落の大ピンチを招いた。

 今回のファイトマネーは6000万円。米国ではテクニカル過ぎて人気がなく、今後の日本進出に意欲的だ。「天笠の根性は素晴らしい。天笠、お前はチャンピオンだ!!」と試合後のリング上で敵をたたえた。

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