高山VS大平は異例のW王座決定戦に

 「IBF・WBO世界ミニマム級王座決定戦」(31日、ボディメーカーコロシアム)

 前IBFミニマム級王者・高山勝成(31)が大平剛(30)と31日に行う世界戦がIBFに加え、WBOとのダブル王座決定戦となることが9日、分かった。統一王者だったフランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)がIBFに続き、WBO王座もこの日までに返上。両団体がともに王座ベルトをかけることを了承した。

 2団体同時王座決定戦は日本初。世界でも03年4月、WBC、IBF世界ライトヘビー級で行われたことがある程度で極めて異例。高山は8月にロドリゲスとの王座統一戦に敗れ4団体制覇に失敗。IBF王座奪回後、WBOベルトに再挑戦が青写真だったが、一挙に悲願を果たすチャンスが訪れた。

 勝てば4団体制覇、3度目の王座返り咲き、4本目の世界ベルトはすべて日本初となる。「幸運とは思わない。09年から世界で戦い、評価してくれたからこそ今回につながった。その時が来た、という思い。自分のすべてのキャリアをぶつける」と一世一代の大勝負に挑む。

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