大阪プロ“解散”へ…所属選手ゼロに

4月20日で大阪プロレスが現体制での活動を終了、所属選手がゼロになることを発表するブラックバファロー副社長(左から3人目)=ナスキーホール梅田
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 「大阪」(1日、ナスキーホール梅田)

 経営状態が悪化している大阪プロレスが、事実上の“解散”となることが1日、分かった。この日の試合終了後、ブラックバファロー副社長がリングに上がり、今後の体制について「所属選手を一人も抱えない、全選手がフリーな団体として、阪上(雄司)代表が運営・経営をしていく団体となります」と発表した。当面は大阪プロの看板は残るものの所属選手はゼロ、レフェリーやリングアナらも離れ、団体は形骸化することになる。

 現体制での活動は本拠地会場・ナスキーホール閉鎖予定日の4月20日までで、旗揚げ15周年記念大会(4月29日・IMPホール)には現所属選手はほとんど参戦せず、新体制での興業となるという。しかし5月以降の興行日程は発表されておらず、先行きは不透明なままだ。旗揚げメンバーでもあるバファローは「阪上会長をはじめ、選手、関係者、スタッフ、そしてファンの皆さんに支えられた15年でした」と声を詰まらせた。

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