IBF王者高山、大阪での試合を希望

 IBF(国際ボクシング連盟)世界ミニマム級王者の高山勝成(29)が22日、大阪天神ジムで練習を再開し、あらためて大阪で試合をしたいとの希望を口にした。現在、国内では引退扱いのため、日本で防衛戦を行うにはライセンスの再交付が必要となる。

 高山には、IBFから12月末までに指名試合を行うことが義務づけられた。対戦相手は、夏ごろに行われるフィリピン人選手同士の試合の勝者となる。ただし、高山陣営は指名試合の前に別の試合を組むことは可能。高山は「大阪でできたら一番いいですね」と話し、中出トレーナーも「高山の希望に沿うことを我々も考えていこうと思う」と同調した。

 日本ボクシングコミッションに復帰申請するのか、これまで通り海外挑戦を続けるのか。中出トレーナーは「来月までには方向性を決めたい」と話した。

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