山中12・22ツニャカオ戦視察

 米ラスベガスで8日に行われたウエルター級12回戦、マニー・パッキャオ(フィリピン)‐ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)を観戦したWBC世界バンタム級王者・山中慎介(30)、同フライ級王者・五十嵐俊幸(28)、前WBC世界スーパーフェザー級王者・粟生隆寛(28)=いずれも帝拳=の3選手が12日、ロサンゼルス経由で帰国した。

 フィリピンの英雄・パッキャオが失神KOする衝撃的な結末に、「ボクシングの怖さを改めて感じましたね」と山中。KOの瞬間は、会場が総立ちだったという。リングサイドで本場のビッグマッチを体感し、「あそこで試合をやるためにはもっと頑張らないと」と、刺激を受けた様子だ。

 22日に神戸で行われるWBC世界バンタム級挑戦者決定戦12回戦、マルコム・ツニャカオ(真正)‐クリスチャン・エスキベル(メキシコ)を、当日の会場でチェックする予定。勝者が次期防衛戦の相手になることが有力なだけに、「どっちとやっても勝てるように研究しますよ」と目を光らせる。鮮烈なKOで決めた2度目の防衛戦から、さらなる進化を誓っていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス