4年前、達川光男のもとに一通の手紙が届いた。北別府からだった。
現役時代たくさん勝たせてもらったのに、何のお返しもできていない非礼を詫びる内容だったという。白血病で入院する直前。〝では頑張ってきます〟という言葉で末尾が締められていた。
「彼はね。丁寧な男なんです。捕手に対しても、だれに対しても奥さんと同じように大事にしてくれる。元気になったら食事でもと書いてあったけど…」
残念ながら、その思いが叶うことはなかった。

4年前、達川光男のもとに一通の手紙が届いた。北別府からだった。
現役時代たくさん勝たせてもらったのに、何のお返しもできていない非礼を詫びる内容だったという。白血病で入院する直前。〝では頑張ってきます〟という言葉で末尾が締められていた。
「彼はね。丁寧な男なんです。捕手に対しても、だれに対しても奥さんと同じように大事にしてくれる。元気になったら食事でもと書いてあったけど…」
残念ながら、その思いが叶うことはなかった。

宮田匡二
1983年、デイリースポーツ入社。プロ野球担当記者として南海、広島、大洋、巨人、阪神担当を歴任。その後は芸能デスク、野球デスク、報道部長、編集局長などを務め、2023年からはフリーランスのライターとして連載などを執筆している。最近の楽しみはゴルフと孫の相手。ボケ防止のため麻雀を再開した。