1984年、29歳の掛布は3度目の本塁打王を中日の宇野勝と分け合った。しかし、四球合戦という後味の悪さが、2人のヒーローを苦しめることになる。それも当時の日本記録となる10打席連続だった。

 ペナントレースも大詰めを迎え、互いに残り2試合となった10月3日。掛布、宇野ともに37本で並んだ仁義なきキング争いはナゴヤ球場で始まった。

勝負したら宇野が負ける