個性豊かな変則左腕を、覚えている人も多いのではないだろうか。左の中継ぎとしてロッテ、DeNAに在籍し、米国挑戦も経験した中後悠平さん(36)だ。上、横、下と腕の位置を自在に操り、150キロ台の剛速球を投げ込むスタイルは、〝千手観音投法〟〝和製ランディ・ジョンソン〟の異名を取った。現在は、DeNAの球団職員として「野球未来創造本部 パートナー共創部 第1アカウントグループ」に所属し、営業の第一線で活躍。記憶に残る左腕の現在地に迫った。

中後 悠平

中後 悠平(なかうしろ・ゆうへい)1989年9月17日生まれ。大阪府出身。近大付新宮から近大を経て、2011年度ドラフト2位でロッテに入団。150キロ台の剛速球を投じる変則左腕として知られ、中継ぎとして4年間で37試合に登板。15年限りで戦力外通告を受け、BC埼玉に入団し、16年にダイヤモンドバックスとマイナー契約。メジャー昇格は果たせなかったものの、18年6月まで米国で挑戦を続けた。帰国後の同年7月、DeNAにテスト入団。19年限りで現役引退し、20年から現職。NPB通算49試合登板、2勝2敗、7ホールド、防御率5.09。

米国で約2年半の武者修行を経験