関西学生ラクロスリーグ戦で9度の優勝を誇り、関西の絶対的王者として君臨してきた同志社大ラクロス部女子。しかし、近年は4年連続で全日本大学選手権への切符を逃し、かつての威光には陰りが見え始めている。それでも、歴代の先輩たちの思いを背負い、「学生日本一」を目指してひたむきに汗を流す選手たちがいる。連載初回では、’26チームを先頭に立ってけん引する主将・MF岩口陽色に迫る。

 鋭いショットで観客沸かせる

伝統校の主将という重圧を感じさせることなく、はつらつとフィールドを縦横無尽に駆け回る岩口。難しい角度からでも鋭いショットを放ち、観客を沸かせる姿は圧巻だ。

フィールドを駆け回る岩口
フィールドを駆け回る岩口

「学生日本一」を目標に掲げて臨んだ今季。しかしチームはリーグ戦3試合を終え、未だ勝利をつかめずにいる(8月25日時点)。3連敗を喫したゲームの後、岩口は「今まで目標は日本一と掲げてきたが、もうかなわないかもしれない」と唇をかんだ。

 これが同志社ラクロスだ

それでも、立ち止まるつもりはない。「『これが同志社のラクロスだ』という姿を、応援してくださる方々に見せられるように、もう一度チームをつくり直す」と語り、再起を誓った。

 崖っぷちに立たされた名門を中心で支える岩口。苦境の中で発揮される、彼女ならではのキャプテンシーとは――。