チアリーディングのジャパンカップ日本選手権(8月27〜30日、国立代々木第一体育館)で、梅花女子大RAIDERSが2019年以来7年ぶりとなる優勝を目指す。昨年はディビジョン1・大学の部で準優勝。日本一は目の前にあった。悔しさを知るAチームの4年生8人の覚悟に迫る。【監修・日本チアリーディング協会】

大学最後の夏〜4年生の覚悟

練習終わり、1年生が泣いていた。

偶然、新入部員に歓迎の意を示す〝サプライズ〟の日に練習場に足を運んだ。

上級生は胸を躍らせながら伝統のドッキリを敢行。

驚きとうれしさで涙する1年生を笑顔の上級生が囲む。

RAIDERSの絆が育まれる瞬間を、間近で見届けた。

「みんなで喜びたい」

取材中、選手は口々に〝みんなで〟という言葉を発した。

A、B、Cとチーム分けはあれど、部員全員で高みを目指す熱量は変わらない。

厳しい声も頻繁に飛び交う練習場。

全員が本気でチアと向き合っていた。

Aチーム16人中8人が4年生だ。

昨年のジャパンカップは、ディビジョン1大学の部で準優勝に終わった。

今年は1年生4人がAチームに入った。

以前からAチームに入っていたメンバーもいれば、まだ入部したばかりでRAIDERSのユニホームに袖を通したばかりの選手もいる。

それぞれの立場はあれど、見据えるのはジャパンカップの頂点だ。

1年生から4年生までが一丸となった時に起こる化学反応。

日々の練習から選手たちの間で築き上げられていくチームワークで、今年のチームの特徴が浮かび上がってくる。