俳優の寺田心が8月15日、京都テルサホールで行われた全国高校生メンズフィジークチャンピオンシップ2026に出場し、ボディビル大会デビューを果たした。41名がエントリーした172センチ超級でステージに立ち、ピックアップ審査で敗退となるも見事な逆三角形の美ボディを披露。筋トレ開始からわずか1年で体脂肪6%の肉体に仕上げた。悔しさをにじませながら言葉を紡いだ出番直後の取材。そうそうたる覚悟を決めて挑んだデビュー戦の舞台裏に迫った。

高校3年生・寺田心、本気の青春

多数の報道陣のカメラの前で寺田選手は本気で悔しがった。

何度も言葉に詰まりながらも、ありのままの気持ちを必死に話そうとする姿からこの舞台に懸けていた思いの強さが伝わってくる。

「悔しい結果となってしまったという感じですけど、そうですね…。うーん…。今年本当に1年ちゃんとやってきたことに悔いはないし、いい夏の青春になったのかなと思います」

〝青春〟と表現した大会デビューまでの道のり。

どれほど自分と向き合ってきたかは、その肉体を見れば言葉はなくとも感じることができた。

海が似合う健康美をコンセプトとし、逆三角形の体のラインや絞れた筋肉が評価対象となるフィジークに出場。

引き締まったウエストに鍛え上げた背中、肩は逆三角形のシルエットを強調していた。

惜しくもピックアップ審査で敗退となったが、41名が立つステージ上で次に進むか当落線上の選手が並ぶ比較審査の機会を得るなど、決して大敗というわけではなかった。

それでも、このステージで優勝を目指していた寺田選手にとっては受け入れがたい結果。

「予選は大丈夫かなと思っていたのでちょっとショックでした。レベル高いなと感じました。(周りの選手は)すごいなぁと思いましたし、難しかったですね」

ほろ苦いデビュー戦の味をじっくり噛みしめるように、心境を口にした。

 俳優業と両立した壮絶な肉体改造劇

俳優業をする中で壮絶な増量と減量に励み、全力でトレーニングに打ち込んだ末に挑んだ大会。

いかに過酷な生活を送っていたか、寺田選手の一言で理解できた。