チアリーディングのジャパンカップ日本選手権(8月︎27日開幕、国立代々木第一体育館)で、堺チアリーディングクラブMARINEがディビジョン1中学の部で初優勝を目指す。学校の部活動として活動しているチームに比べて週2、3回の活動と練習時間が短いクラブチームであるからこそ、創意工夫で築くチーム力。悲願のジャパンカップ優勝を見据えて汗を流す選手たちに迫った。【監修・日本チアリーディング協会】
中学1年の男子チアリーダーの胸中
練習場に向かう道中から心が温かくなった。
「こんにちは!」
足をそろえてこちらに丁寧に頭を下げる選手たち。
取材が始まる前から身が引き締まると同時に、強豪クラブの雰囲気をひしひしと感じた。
練習前には仲間同士で談笑する選手たち。
絆の深さが伝わってくる。
一転、練習開始のミーティングが始まれば一気に雰囲気が引き締まる。
コーチが声を張り上げる。
「はい、練習始めましょう!」
選手たちははつらつとマットの上で動き出した。
中学校の部の練習が始まり、一人の選手に目がいった。
チーム唯一の男子チアリーダーであり、4月に中学生になったばかりの1年生だ。
周囲の上級生と比べるとまだあどけない動きが残るが、平場のダンスでは体を目一杯に使って輝きを放つ。
練習の間でも何度も手を動かして振り付けを確認し、体に覚え込ませていた。




