第108回全国高校野球選手権大会が5日、開幕する。「虎戦士から高校球児に贈る言葉」と題し、阪神の面々が出場選手たちにエールを届けた。甲子園出場の経験がある坂本誠志郎捕手(32)や高橋遥人投手(30)、森下翔太外野手(25)らが高校時代を回想。「楽しむ気持ち」を胸に、仲間たちと頂点を目指してほしいと背中を押した。
坂本(履正社)
藤浪の大阪桐蔭に最後の夏敗れる
苦楽をともにした仲間と白球を追う日々は、何物にも代え難い宝物になる。真夏の風物詩「夏の甲子園」の足音が、今年も聞こえてきた。阪神の主将・坂本は履正社で2年夏、3年春に甲子園出場。だが3年夏は大阪大会決勝で藤浪(現DeNA)擁する大阪桐蔭に敗れている。
「大阪桐蔭に勝たないと甲子園に行けないと(思って)ずっとやってきた。負けて悔しいし、『このメンバーで野球ができるのも最後なんだ』という寂しさもありました」と当時を思い返した。
その中で浮かぶのはチームメートからの言葉。「3年生の同級生みんなが『誠志郎、ごめんな。おまえを甲子園に連れていけなくて』って。それがすごくいい思い出として残っていて、うれしかったんですよね」



