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GoToで改めて感じる日本人の美意識、これに「食べ切れない量は断る勇気」も加えたい!

 何かと話題のGoToキャンペーンですが、ずっと行きたいと思っていた岩手・湯川温泉に、先日、初めて行くことが出来ました。東日本大震災のシンボル陸前高田市の「奇跡の一本松」も初めて自分の目で見て。海側にあるユースホステルの廃墟とともに、言葉を失う迫力。一体ここでどれだけの方が亡くなったのかと思うと写真なんてとても撮れず、ずっと後世まで遺して行かなければならないと強く思いました。

 そんな風に「いつかは行きたい」と思っていた所に、この機会を利用して行かれる方も多いようで、実際、私たちが泊まったお宿も平日なのに全12室が残り1室を残すのみ。高級旅館やホテルばかりが…というビジネスホテル等の嘆きも聞きますが、まずは「人が動く」ことが大切ではと思います。

 なかなか電話やネットがつながらず、各地で“プレミア化”している GoToイートの食事券。かく言う私も先日3度目の挑戦でようやくゲット!その経験で言うと、お昼休みが終わる1時をちょっと超えたぐらいが狙い目、つながりやすいのかなと感じました。というのも、みんなお昼休みに電話をかけるから。こんな所でも、日本人ってきまじめなのだと思います。

 このコロナ禍で外国人の旅行客が減って感じるのは、旅先で使用するトイレがどこでもキレイ!ということ。もちろん外国のお客様みんなが悪い訳ではないのは判っていますが、日本語案内が分かりにくかったり、使い慣れていなかったり、という話はよく聞きました。やっぱり日本人は几帳面。「キレイに使う」という意識が浸透しているからでしょうか。欧米のように有料でなくても、山の中の小さなサービスエリアのトイレでも消毒液があり、ふたを閉めて水を流すなど徹底している。大規模な感染爆発が起きた西洋との違いは、やっぱり日本人の細かさやキレイ好きも影響しているんだと感じます。

 温泉でも、インバウンド全盛の頃は「外国の人は『かけ湯』をしない」と問題になりました。温泉という文化がないのだから仕方ないとは思いますが。今は以前ほど外国の方を温泉地でみかけないし日本の人が殆どなのでそれも気になりません。例えば木の葉が外風呂の湯船に落ちていたら網ですくったり、拾ったりして「それは清掃の人の仕事だから」と言うこともない。家族風呂も入湯時間を守って、キレイに元通りに片付けて出てくる。こういう日本人の美意識は、嬉しいな-と素直に思います。

 でも、一つだけ気になるところが。それは「食べ残し」。旅館ってこれでもかとお料理を出してくれることがしばしば。時には「意外と少ない」なんて事もあるのでしょうが、大抵は食べきれません。「出されたものはきちんと食べる」という主義の知人は、おひつにご飯を「あまりよそわないで下さい」とお願いしていました。

 一度よそってしまうと、残したら捨てるしかない。旅館の方は「それもおもてなしですので」と言われますが、やっぱり罪悪感が残ります。今はコロナ禍でビュッフェが出来ないことが多いですし、そもそも旅館の朝ご飯って、山菜の佃煮とかご飯が進む郷土料理など多彩。すごく嬉しくて、旅行先なのもあって普段より食べてるのに、それでも絶対食べきれない。とはいえ「食べ物ロス」も問題になっている時代。「せっかくなのに断りにくい」というのは優しい心遣いですが、やはりここだけは頑張って「断る勇気」を持ちたいものです。

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