贈り物は気持ちがうれしい…でも金額わかる表示やめて(笑)

 品物を贈る側と贈られる側。やはり大切なのは気持ちだが、それでも相手に少しでも喜んでもらえるものを贈りたい。ハイヒール・リンゴは日頃の贈り物はもちろん、「古き良き日本の風習」であるお中元やお歳暮などは残って欲しいとしながらも、時代に即した形があるのでは?と訴える。そんなリンゴが実践しているという「○○の人」とは-。

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 バレンタインやホワイトデー、卒業式や入学式など、贈り物の多い季節です。日本の古き良き風習といえば「お歳暮・お中元」になります。これからも残ってほしいけど、中身は時代とともに変わっていいんじゃないかなと思います。

 勝手なもので贈られる側が欲しいのは商品券やビール券など。贈る側はあまり金額のわからない物にしたい。それなら形としては残らないけど役にたつ物、例えばベビーシッターや美容師の出張など、人的なサービスを贈ってもいいと思うんですよ。

 プロのカメラマンに撮ってもらった写真は、働き盛りの年代なら会社の社報などに使えるし家族の記念になる。ある程度年配の方なら遺影にもなる。わざわざ写真館に遺影を撮りに行くっていうのはハードルが高いけど、贈り物の出張カメラマンに撮ってもらった中から気に入った物を選ぶのであれば、気軽にできますよね。

 贈り物にも流行りがあるんですよ。最近は産直や生もの。私は仕事柄、家にいない事が多いから、タイミングよく受け取れない事もあったんです。消費期限がある物は、贈って下さった方の気持ちが本当にありがたいから、受け取れない自分にイライラしてました。

 ところが最近は依頼された業者さんから連絡があり、こちらの都合を聞いて下さる。これ、すごくありがたいサービスです。働く女性の冷蔵庫は結構冷食等でパンパン。せっかく頂いた物をムダにしない為にもこういうサービスは時代と共に変化していってほしいものです。

 うちに毎年、干し椎茸を贈って下さる方がいるんです。だから「干し椎茸を買おうかな、いや、もうすぐあの方から届くから」と、その人はわが家では『干し椎茸の人』なんですよ。『海苔の人』もいて、もう少ししたら来るし…とか。そういうのって楽しいじゃないですか。だから私も、お酒をたしなむ方には、感謝をこめてシャンパンを贈っています。「もうすぐリンゴからシャンパン来るし」って思っていただけるかなと。結局、物そのものというより、贈って下さる気持ちがうれしいんですよね。

 でも一つ言いたい!贈答用の箱には「ST300」「KF500」とか書いているじゃないですか。この金額がわかる表示はほんとやめてほしいわ(笑)。

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