坂本花織が随所に見せた細やかな気遣い 悔し涙の一方で中井亜美の“お姉さん役”も

 19日、女子フィギュアスケートで銀メダルを獲得した坂本花織。試合後の会見では何度も「悔しい」と繰り返し、表彰式では涙も見せた。一方で坂本らしい輝くような笑顔と変わらぬ優しさに触れ、心が温かくなった。

 自分が目指していた一番高い表彰台に米国のアリサ・リュウが立った。首に金メダルをかけてもらったアリサは銅メダルの中井亜美のマネをして、マスコットのぬいぐるみをメダルに飾ろうと試みるもうまくいかない。それを見た坂本は優しく手を差し伸べ、メダルのリボンにぬいぐるみを挟んであげた。

 日の丸を背に記念撮影する時には中井のメダルの位置を整えたり、会見時には同時通訳のイヤホンを中井の耳につけてあげたりと、随所で細やかな気遣いを見せていた。まさにひまわりの様な明るく優しいお姉さん。現地で見守った中学時代の恩師も「あの頃と全く変わらない。天真らんまん」と目を細める。

 「いつか指導者に」と語った坂本。きっとすてきな指導者になるに違いない。(デイリースポーツ・吉澤敬太)

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