ヤクルト・高津臣吾監督の隠しきれない笑顔が物語る、3年目奥川の成長ぶり

ブルペンでの奥川投手(右)のピッチングに笑顔を隠しきれないヤクルト・高津監督=8日、浦添(撮影・開出牧)
ブルペンで奥川投手(右)のピッチングを、身を乗り出して見つめるヤクルト・高津監督=8日、浦添(撮影・開出牧)
奥川投手の成長ぶりに、マスクで隠せないほどの笑みを浮かべるヤクルト・高津監督=8日、浦添(撮影・開出牧)
3枚

 若きエースの成長に、笑顔を隠しきれない。まさにそんな感じだった。連覇へ向け春季キャンプで指揮を執るヤクルト・高津臣吾監督(53)である。

 ブルペンで投球練習をする、3年目の奥川恭伸投手のピッチングを見ていた。私は望遠レンズを構え、ピントを奥川に合わせて撮影していたが、背後で身を乗り出している高津臣吾監督が気になった。マスクをしていても分かるほど笑っていたからだ。しまいにはマスクをあごまで下げ、はばからず満面の笑みを浮かべた。

 昨シーズンは9勝4敗、防御率3・26の成績で、リーグ優勝と日本一に貢献した奥川。今季は開幕投手を目指しており、さらなる活躍が期待されている。

 ボールの握りでストレートを投げ込んでいることは明らかだった。完成度の高い投球フォームがマウンドで躍動する。状態の良さは“奥川ピント”でもファインダー越しに伝わってきたが、それ以上に指揮官の、隠しきれない笑顔が、若きエースの成長ぶりを物語っていた。(デイリースポーツ・開出牧)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カメラマン発最新ニュース

もっとみる

    ランキング

    主要ニュース

    リアルタイムランキング

    写真

    話題の写真ランキング

    注目トピックス