“ひと皮むけた”小祝さくら 銀メダリスト・稲見らとの賞金女王争いへ
ひと皮むけた“腕”をアピールした。賞金ランキングトップの女子ゴルフ・小祝さくら(23)である。
12日、長野・軽井沢72ゴルフ北コースで行われたNEC軽井沢ゴルフトーナメントの練習ラウンド。13番グリーンに向かう途中、カメラマンにアピールするかのように日焼けでひと皮むけた右腕を伸ばし、不敵な笑みを浮かべた。
東京五輪女子ゴルフ開催で休みとなった1週間は、地元の北海道でトレーニングに励んだという。ひと皮むけた腕は、“猛練習”の証しなのだろう。
目標に「賞金女王」を掲げ、現在、賞金ランキングトップをキープしている彼女だが、今年2勝目を挙げてからは、ゴルフの調子は上がらず、7月のGMO&サマンサタバサグローバルカップで予選落ち(賞金0)も。東京五輪で銀メダルに輝いた、賞金ランキング2位の稲見萌寧との差はわずかに約202万円となっている。
今大会初日は稲見と同組。注目の賞金女王争いへ、自らを鼓舞するかのように、ひと皮むけた“腕”を見せた。ファインダー越しにドキッとしたが、賞金女王への本気度が伝わってきた。(デイリースポーツ・開出牧)