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ヤクルト・石川、ロジンバッグ握り絞め悪戦苦闘 ベテラン左腕を苦しめる敵とは…

雨で微妙に狂う制球力。ロジンバッグを握り悪戦苦闘するヤクルト・石川雅規投手=3日、神宮球場(撮影・開出牧)
雨でボールが滑る左手にロジンをつけるヤクルト・石川雅規投手=3日、神宮球場(撮影・開出牧)
3回、雨の影響で制球を乱し4点を奪われたヤクルト・石川雅規投手。ロジンバックで白くなった左手が悪戦苦闘を物語る=3日、神宮球場(撮影・開出牧)
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 ロジンバッグで白くなった左手が、悪戦苦闘を物語っていた。今季初勝利を目指すヤクルト・石川雅規投手(40)である。

 3日、神宮球場で行われたDeNA1回戦に先発。一、二回はヒットを許しながらも内野ゴロを打たせて併殺に打ち取るなど巧みな投球術で無失点に抑えたが、間断なく降り続く雨でマウンドがぬかるみ、三回からロジンバッグを手にする回数が増えた。ボールが滑らないように、左手がおしろいのように白くなってゆく。雨で制球に微妙な狂いが生じたのか、連続四球と連打で4点を奪われ逆転を許した。

 四回も制球難でピンチを招き、佐野に右前適時打を打たれたところで無念の降板となった。勝利投手の権利を得る5回までマウンドに立つことはできず、ベテラン左腕は悔しさをにじませながらマウンドを降りた。

 6月19日の中日との開幕戦(神宮球場)も雨だった。5回3失点と粘投しながら、救援陣が踏ん張れず黒星。“コロナ禍”の影響で梅雨に開幕したことが、ベテラン左腕を苦しめている。例年通りに開幕していたら、40代の開幕投手としてロッテの村田兆治以来、30年ぶりとなる勝利を挙げていたかもしれない。

 しかし、ファンが見たいのは、悪条件の中でも悪いなりにピッチングをしてチームを勝利に導くエースの姿であろう。高い技術と経験値を活かして勝負するベテランの味を、次回の登板でまた、見せてもらいたい。(デイリースポーツ・開出牧)

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