【野球】阪神のリーグ戦再開初戦の相手は宿敵巨人 好調猛虎打線が勝利に導けるか
プロ野球のリーグ戦が18日から再開する。セ・リーグ首位の阪神は本拠地・甲子園で2位・巨人と戦う。今季はここまで9試合で5勝4敗。12年から9年連続の負け越しを喫している相手だけに、今シーズンこそは雪辱を果たしたい。
両軍のチーム成績を比較してみる。(16日の時点)
阪神(首位)
・60試合39勝19敗2分け
・防御率3・28(セ・リーグ2位)
・打率・254(同l位タイ)
巨人(2位タイ)
・64試合30勝24敗10分け
・防御率3・49(同3位)
・打率・254(同1位タイ)
阪神は近年、投手陣の安定感が際立つが、今季は野手陣も奮闘している。「野手のみんなと『少しでも多く野手が点を取って投手を休ませてあげたい』と話しています」と選手会長の近本。投手を支えようとする意識が、攻撃にしっかり反映されている。
残り1カ月となった前半戦。巨人とは6試合が予定されている。五輪ブレーク前に少しでもゲーム差を広げられれば、2005年以来となるリーグ制覇の確率は高まるはずだ。もちろん、どの試合も負けられないが、まずはリーグ戦再開も好スタートを切り、首位を独走し続けたい。(デイリースポーツ・井上慎也)