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【野球】ロッテ佐々木朗が1軍で活躍するには 球団OBの若生氏

 ロッテ・佐々木朗希投手(19)がファーム合流後、これまで4度登板し、着々とイニング数を伸ばしながら先発ローテ投手としての必要な要素を身につけてきている。前回1日のイースタン・巨人戦(ロッテ浦和)ではプロ最長の6回を投げ1安打無失点。5月中の1軍昇格の可能性もでてきた。自己最速163キロ右腕が1軍で活躍するために必要な心構えとは。球団OBで62年に大毎オリオンズで15勝を挙げるなど、主戦投手として活躍した本紙評論家・若生智男氏に聞いた。

 ファームでは投げるたびに、フォームも安定感を増し、150キロの球速を維持しながらも制球もよくなってきた。巨人戦ではわずか1四球。イースタン登板4試合でみても計3四死球、防御率0・64と球速もさることながら、制球のよさも目につく。1軍に昇格した場合、先発としてローテを回ることが確実だ。

 ただ、レベルの高いパ・リーグ。ファームでの成績が必ずしも1軍での活躍につながるとは限らないだけに、若生氏は壁にぶつかったときなどの対処法などを明かした。「1軍と2軍の違いはあるが、活躍する鍵は配球も含めて自分のペースで投げられるかどうかだね。1軍だからといって、力まずにスイスイとストライクが取れるか。ボールの威力はほかの投手よりもあるのだから、力まずに投げることが大事」と話した。

 若生氏は大毎時代、60年に13勝を挙げリーグ優勝に貢献。打たれて悩んだ時に支えてくれたのが当時、大毎のエースとして活躍した荒巻淳氏だという。「1軍で荒巻さんのゲーム運びや、投げる姿を参考にして、自分の成績につながりましたよ。荒巻さんのおかげで冷静に投げることができた」。当時は球界リーグ屈指ともいえるスピードで和製火の玉投手と言われた荒巻氏だ。球速がありながら、力任せに投げない姿は若生氏も参考になったという。

 今のロッテは能力の高い投手が多いという若生氏。「困ったことがあったら、遠慮なく聞いたほうがいい」。先輩の姿を見て、対処してほしいと願った。

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