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【野球】阪神・ドラ1西純矢が対戦熱望する“じじい”とは…バックホームで助け合った絆も

 阪神ドラフト1位・西純矢投手(18)=創志学園=は同3位・及川(横浜)やロッテ1位・佐々木朗(大船渡)、ヤクルト・奥川(星稜)と“高校BIG4”と呼ばれてきた。そんな彼らに負けたくないという思いもありつつ、心の中で対戦を熱望している高卒新人投手がいる。

 オリックス1位・宮城(興南)だ。昨夏のU18W杯で共に戦った間柄。まだ入団間もない1月の合同自主トレ期間から「もう、宮城がブルペンで投げているんですよね?いいですよね。自分も早く投げたいですよ」と対抗心をのぞかせている姿が印象的だった。

 U18W杯では、お互いにプレーで助け合った。昨年9月6日の韓国戦、まずは宮城が西純を救った。両軍無得点の五回2死一、二塁と先制のピンチ。西純が2番打者に右前に安打されたが、右翼手・宮城が渾身のバックホームで二走の本塁生還を阻止した。

 試合は終盤に入り、2-2と同点の九回、今度は左翼に回った西純がマウンド上の宮城を助けた。2死一、二塁から打者の打球が左翼線に転がってきたが、素早く処理し、ワンバウンドのストライク返球で二走を本塁に生還させず。サヨナラを防ぐビッグプレーだった。西純はあの時のことをこう振り返る。

 「僕が投げている時に『じじい』に助けてもらっていたんで…。あ、『じじい』はチーム内の宮城のあだ名です(笑)。自分も打球が来たら、刺そうと思ってました!」

 バックホームで結ばれた絆-。お互いにとっても忘れられないプレーだろう。プロ入り後、同じ関西の球団に入団。まだ対面はないが、時々連絡を取ることはあるそうだ。西純はここまで2軍戦に4試合に登板し、最速151キロを計測するなど着実に段階を踏んでおり、宮城も紅白戦で“1軍デビュー”し、2回無失点と存在感を示しつつある。

 共に将来のエース候補として嘱望される逸材。「宮城はパ・リーグなんでなかなか対戦する機会も少ないと思いますが、その時は負けられないですね」と西純は満面の笑みを浮かべていた。いつの日か、交流戦や日本シリーズで投げ合える時を信じて-。まずは鳴尾浜で鍛錬を重ねていく。(デイリースポーツ阪神担当・関谷文哉)

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