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【野球】ソフトバンク・スチュワート活躍次第で…外国人獲得ルートが変わる?

 米大リーグの昨年のドラフト会議で、ブレーブスから1巡目指名を受けたスチュワート(MLB提供・ゲッティ=共同)
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 ソフトバンクが、昨年の米大リーグでドラフト1巡目(全体8位)指名を受けたカーター・スチュワート投手(19)と契約合意に達した。米国の有力なアマチュア選手が日本球界でプロ入りするのは異例。最速158キロを誇る右腕の今後の活躍次第では、今後、新外国人獲得ルートの新たなトレンドとなる可能性もある。

 スチュワートは今年6月の米国ドラフトでも上位指名が確実とみられていた有望株で、日本球界では異例の米トップアマの獲得劇。純粋な戦力として獲得したことは間違いないところだが、6年とみられる契約期間の中で、右腕の持つ“伸びしろ”をどこまで引き出せるかにも注目が集まりそうだ。

 現在19歳。日本の場合、高卒入団選手であっても、早ければ1年目から1軍登板の機会がある。一方で、米国ではドラフト上位の選手でも、マイナーからプレーを始め、メジャー昇格は20代半ばになるケースが多い。日本に来ることで、早くから“トップクラス”を経験できる可能性があることは、本人の将来を見据えた場合の強みの一つと言える。

 日本での活躍がメジャーでの成功につながった例は、日本選手以外にもある。08年に広島に入団し、在籍2年で26勝を挙げたルイスはその後、メジャーで4度の2桁勝利をマーク。最近では巨人に17年まで3年在籍したマイコラスはメジャー復帰1年目の昨季、18勝を挙げた。両者とも来日前は伸び悩み、日本での経験が開花の一助となった。今回の場合は、さらにその前段階での獲得。成長曲線の描き方次第では、第2、第3のスチュワートが出てきてもおかしくはない。

 現行ではメジャー入りを目指す場合、ポスティング制度を利用するとみられる。だが、ソフトバンク側も最初から“日本後”を見据えての獲得ではないだろう。スチュワートの成功は、日本の育成システムのアピールにもつながり、外国人獲得ルートが変わる可能性を秘めている。(デイリースポーツ・NPB担当・野畑圭司)

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