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【野球】ヤクルトドラフト2位・星知弥 無限の可能性を秘める本格派右腕

 指名あいさつを受けたヤクルトのドラフト2位・星(右)。左は橿渕スカウト=10月26日、明大
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 投手が大豊作といわれた今年のドラフト。創価大・田中正義投手(ソフトバンク1位)、桜美林大・佐々木千隼投手(ロッテ1位)ら即戦力投手がめじろ押しだった。高校ナンバーワン左腕の履正社・寺島成輝投手は、ヤクルトが1位指名。そのヤクルトは、2位で無限の可能性を秘めた本格派の右腕を指名した。

 明大・星知弥投手だ。最速156キロのストレートにツーシームの組み立てが投球の軸。カーブ、スライダー、フォークと多彩な変化球も操る。ヤクルトの球団関係者は、最も評価した点として「球の強さ、球威がある」と説明した。

 タイプ的には「中日の福谷投手」(同関係者)だという。中日で守護神も務めプロ4年間の通算で38セーブ、47ホールドをマークした豪腕をほうふつとさせるタイプの投手なのだ。星は先発、リリーフとしての経験も積んでおり、プロに入っても起用のバリエーションは広がる。

 起用法について真中満監督は「まだ分からない」とし今後、見極める方針。いずれにせよ、即戦力として大きな期待を寄せており、「もちろんです。そのために取ってきた」と明言した。

 「まだまだ発展途上の選手でもありますし、潜在能力がある」とヤクルトの球団関係者。伸びしろもまだまだある、というわけだ。星もアマチュア時代に「ずっと速い球を投げたいと思っていた」という。プロでは「チームを勝たせるピッチャーになりたい」が最大の目標だが、160キロをマークすることも目標の一つだ。 

 球界を代表するスター、日本ハムの大谷翔平投手と同学年。星は「プロでやってきた人と大学でやってきた人の差はすごくあると思う。(大谷は)日本を代表する人。追いつき追い越せの気持ちでやっていきたい」と言う。“大谷世代”の未完の大器。即戦力投手が続々と指名された今年のドラフト。その中でも豪腕・星の存在にも注目したい。(デイリースポーツ・伊藤玄門)

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