バッハ会長「ありがとう日本」でハートマーク 壇上の阿部詩らも続く
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「東京五輪・閉会式」(8日、国立競技場)
IOCのトーマス・バッハ会長が閉会式であいさつ。開会式では約13分の長さが批判を集めたが、今回は終わりそうで終わらない内容での7分間だった。あいさつの際には、柔道女子52キロ級金メダリストの阿部詩、陸上長距離2冠のハッサン(オランダ)ら各国の女性アスリート6人が段上に上がり、組織委の橋本会長とともにバッハ会長に並んだ。
あいさつの途中ではバッハ会長が「アリガトウ日本」の言葉とともに、胸の前でハートマーク。選手もそろって指でハートマークをつくった。バッハ会長は、コロナ禍での五輪開催について「スポーツが世界の人々の心を一つにした」とご満悦で、「日本の皆さまはこれを成し遂げたことを誇りに思ってほしい」とメッセージを送った。