卓球男子団体 日本が4強進出でメダル王手!難敵スウェーデン撃破 張本は激闘制す
「東京五輪・卓球男子団体・準々決勝、日本3-1スウェーデン」(3日、東京体育館)
世界ランキング3位の日本(水谷隼、丹羽孝希、張本智和)が、同5位のスウェーデンに3-1で勝ち、準決勝進出を決めた。
スウェーデンは2018年の団体戦で銅メダルを獲得した難敵。日本は初戦からダブルスのペアを変更した。丹羽・張本組で臨み、カ-ルソン・ケルベリ組と対戦。3-1(11-8、13-11、8-11、11-9)で先手を取った。
だが、シングルスで先陣を切った水谷が相手のエース格であるファルクに1-3(3-11、9-11、12-10、8-11)で敗戦。タイに持ち込まれた。
続いて張本が登場。プレッシャーのかかる状況となったが、ケルベリに3-1(10-12、11-9、11-9、12-10)と、接戦を制して逆転勝ちした。
勝ち抜けに王手をかけて臨んだ丹羽はファルクを圧倒。3-0(12-10、11-5、11-4)で勝利した。
日本の卓球男子団体は北京五輪で5位、ロンドン五輪で5位、リオデジャネイロ五輪では銀メダルを獲得。今大会では悲願の金メダルを目指す。次戦は台湾-ドイツの勝者と対戦する。
◆水谷隼(みずたに・じゅん)1989年6月9日、静岡県出身。4大会連続出場の第一人者。今大会、混合ダブルスでは伊藤美誠とのペアで金メダル。
◆丹羽孝希(にわ・こうき)1994年10月10日、北海道出身。3大会連続出場。シングルスでは4回戦敗退。
◆張本智和(はりもと・ともかず)2003年6月27日、宮城県出身。初出場。シングルスでは無念の4回戦敗退。