競泳男子唯一のメダリスト本多、パリで雪辱の金狙う「今回以上に沸かしたい」

 東京五輪の競泳陣は全日程を終了し、200メートルバタフライで日本男子唯一のメダルとなる銀メダルを獲得した本多灯(ともる、19)=アリーナつきみ野SC=が2日、都内で会見。パリ五輪で金奪取を宣言した。

 男子競泳陣の救世主、本多は「銀メダルを取れてすごくうれしい」と改めて喜びを爆発させた。一方で金メダルのクリシュトフ・ミラク(ハンガリー)とは2秒48もの大差がついたことに無念さが残る。

 「1位の選手と比べて前半、後半とも負けていた。悔しい思い。3年後のパリではその選手とすごい熱いレースをして今回以上に日本中、世界中を沸かせられるようにしたい」と、パリ五輪で雪辱の金メダルを期した。

 まずは来年5月、福岡で行う世界選手権での再戦へ気合。「1位の選手にまだ勝てるかは分からないですし、ほかにもベストタイムで自分より速い選手もたくさんいるので、世界ランク2位を下げないように頑張りたい」と意気込んだ。

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