木村文子 予選落ち「世界を目指すことには区切りを付けたい」

 「東京五輪・陸上女子100m障害・予選」(31日、国立競技場)

 女子100メートル障害予選が行われ、木村文子は2大会ぶり2度目の五輪を1レースで終えた。

 「すごく残念な記録」という13秒25で予選落ちし「世界を目指すことには区切りを付けたい。競技人生は今後考えます」と言葉を絞り出した。同様に予選落ちだった2012年ロンドン五輪を「世界の高さを感じ、自分の才能では打ち勝てないと思った」と涙をこらえて振り返った33歳。日本女子も12秒台に突入するなど徐々にレベルは上がっている。「世界に行きたいと思う子が増えてほしい」と後輩の躍進を望んだ。

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