退任の柔道・井上康生監督が万感の涙「こんな幸せ者いない」9年間指揮終え胴上げ

 胴上げされる井上康生監督(撮影・堀内翔)
 記念撮影をする柔道日本代表(撮影・堀内翔)
 混合団体の銀メダルを手にする阿部一二三、妹の詩(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・柔道混合団体・決勝」(31日、日本武道館)

 五輪初採用の混合団体で、日本は決勝でフランスに敗れて初代王者は逃し、銀メダルだった。1人目の女子70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)、続く男子90キロ級の向翔一郎(ALSOK)が連敗。女子70キロ超級の素根輝(パーク24)は勝ったが、男子90キロ超級のウルフ・アロン(了徳寺大職)、女子57キロ級の芳田司(コマツ)も敗れた。

 今大会で任期満了となる日本男子の井上康生監督(43)は、最後の指揮で有終の美を飾ることはできなかった。「結果的には2位で期待に応えられなかった。非常に悔しく思う」と唇をかみつつ、「選手は素晴らしい試合をしてくれた。心から頑張りをたたえたい。このチームで戦えたことを心から誇りに思う」とねぎらった。

 表彰式後には、選手から胴上げをされた。「悔しい思いが半分。半分は、すばらしい選手ととともに9年間戦わせてもらって、これほどの幸せ者はいない」と、涙を浮かべながら万感の表情を浮かべた。

 男子が金メダルゼロに終わった12年ロンドン大会後、当時34歳の若さだった井上氏に白羽の矢が立った。監督として初めて臨んだ16年リオ大会は金2個を含む全階級でメダル獲得。さらに、自国開催の今大会は5人の金メダリストを輩出した。

 日本柔道を復活させた名将はこれで退任する。「一見、柔道はやっぱり金メダルを取れるという印象を与えたとは思うが、今回の団体決勝で敗れたことが世界の現状。非常に厳しく、世界の選手は強く発展している」と課題を強調した上で、「その中でも選手たちは一日一日頑張った」と感謝しきりだった。

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