バレー日本女子 韓国とフルセットの大熱戦も敗戦 1勝3敗で決勝トーナメント進出危機

 第3セット、失点した日本。中央は田代
 第2セット、得点を喜ぶ古賀(左から2人目)、荒木(同4人目)ら
 第3セット、得点を喜ぶ古賀(中央)ら
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 「東京五輪・バレーボール女子・1次リーグ、日本2-3韓国」(31日、有明アリーナ)

 日本は韓国に19-25、25-19、22-25、25-15、14-16で敗れた。1勝3敗となり、決勝トーナメント進出へ黄信号がともった。8月2日に決勝トーナメント進出をかけてドミニカ共和国と対戦する。

 中田監督は「悔しいです。最終戦は絶対に勝ちます」と話した。

 ここまで1次リーグ1勝2敗の日本は“宿命のライバル”との対戦。19-25と第1セットを落とした日本は第2セットを25-19で奪い返す。第3セットは終盤まで競り合ったものの、最後は韓国のエース・金軟京に3連続スパイクを決められ、22-25でこのセットを失った。

 もう後がなくなった第4セットは序盤から日本のブロックがさえてリードを奪うと、相手に主導権を渡さず、25-15で奪い返した。

 ファイナルセットは一進一退の展開でデュースにもつれ込む大接戦となったが、最後は韓国に押し切られた。

 この試合には、初戦のケニア戦で右足首を負傷した古賀紗理那が復帰した。TBSで放送された中継内でのインタビューに「絶対に勝たないといけない試合で負けてしまったので悔しいです」と言葉をつまらせながら語った。

 負傷の処置をしてくれた人への感謝を胸にコートに入ったという古賀は、準々決勝進出をかけた最後の試合となるドミニカ共和国戦へ「次もう、勝つしかないので、本当にたくさんの方に感謝して、しっかり勝ち切りたいと思います」と語った。

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