サッカー男子 日本4強!次はスペイン PK戦で勝利 GK谷が止めた

 PK戦の末、ニュージーランドに勝利し、準決勝進出を決め大喜びの吉田(上)ら
 PK戦の末、ニュージーランド(奥)を破り、喜ぶ久保建(手前左から3人目)らイレブン
 PK戦でニュージーランド(上)を破り、駆けだす中山(手前左端)ら
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 「東京五輪・サッカー男子・準々決勝、日本0(PK4-2)0ニュージーランド」(31日、カシマスタジアム)

 日本は延長戦を含めた120分間で得点を奪えず、0-0で突入したPK戦で4-2で勝利した。準決勝はスペインと対戦する。

 GK谷が日本を救った。2本目。相手のキックを最後まで見極めて、横っ飛びでセーブした。

 キッカーは1人目の上田が右下へ決めると、2人目の板倉は、相手GKが飛んでからゴール左側に転がして成功。3人目の中山は左下へ。決めれば勝ちの4人目は主将の吉田が決めて、準決勝進出を決めた。

 近年の大きな国際大会では、日本はPK戦で涙をのむことが続いていた。五輪では00年のシドニー大会、アメリカ戦で敗退。W杯では2010年の南アフリカ大会でパラグアイに敗れている。

 この試合は、累積警告で出場停止のDF酒井宏樹(浦和)に代わり、DF橋岡大樹(シントトロイデン)が初先発。1トップにはフランス戦はベンチ外だったFW林大地(鳥栖)が2試合ぶりに復帰した。

 森保監督はNHKで放送された中継でのインタビューで、「できれば90分時間内にゴールを決めて勝ちたいところでしたけど、粘り強く戦ってきて、ゴールをこじあけられない展開の中、ピンチもありましたけど、選手たちが無失点で抑えながら戦ってくれたことが、最後の勝利につながったのかなと思います」と振り返った。

 前半は日本が主導権を握った。10分、CKから久保、林とつなぎ、遠藤がクロスに合わせるも枠を外す。34分には左サイドをえぐった相馬から堂安へ。イメージが若干ずれたのか、堂安の足元にボールが入りシュートミスになった。

 ニュージーランドは前半は守備ラインに5人を割く5バック(ファイブバック)で日本の攻撃をしのいでいたが、後半に入ると積極的なボール奪取を試みるようになり、日本が攻め込まれる時間も増えていた。

 日本も決定的なシーンを何度か迎えたが決めきれなかった。後半31分には右サイドからのクロスに旗手がファーで合わせるも枠の上へ外す。同37分には堂安の右サイドからのクロスに途中出場の上田が至近距離からシュートを放つもGKに当ててしまった。

 延長戦は前半11分に久保が同12分には堂安がドリブルシュートを放ったが、ゴールには至らず。延長後半開始のタイミングで堂安を下げ、三好を投入。総力戦でゴールをこじあけにかかった。

 延長後半2分には、相手のFKからの攻撃で枠内シュートを打たれ、寸前でブロックする危ないシーンがあった。

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