山口茜、涙で「結果で応えられず、すごく悔しいです」 前回リオに続き4強逃す

 インド選手(手前)にポイントを奪われた山口茜=武蔵野の森総合スポーツプラザ
 インド選手と対戦する山口茜=武蔵野の森総合スポーツプラザ
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 「東京五輪・バドミントン女子シングルス・準々決勝」(30日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 山口茜(再春館製薬所)は、リオデジャネイロ大会銀メダルのシンドゥ・プサルラ(インド)と対戦。0-2のストレートで敗れ、準決勝進出を逃した。前回のリオ大会同様にベスト8止まりとなった。

 山口は試合後のインタビューでは、涙で言葉にならず「正直、緊張とかプレッシャーとか、いつも以上に感じて」と絞り出すように話した。さらに「でも、たくさんの人に『自分のために頑張ってきて』って言ってもらえて。昨日より、思い切って楽しくプレーできたので、周りにいる人とか応援してくれる人のおかげで、こうやって、大変な中、試合をする舞台を与えてもらって、結果で応えたい気持ちがすごくあったんですけど、それができなくて、すごく悔しいです」と振り返っていた。

 メダルラッシュが期待されたバドミントン勢だったが、28日には男子シングルス金メダル候補の桃田が1次リーグ敗退。29日は女子ダブルスでも永原・松本組、福島・広田組が準々決勝で相次いで敗れた。そして、この日はリオ大会銅の奥原も敗れて、山口がシングルス最後の砦となっていたが、力尽きた。

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