歴史変えた渡辺・東野組 快挙の銅に東野は涙「本当に幸せでした」
「東京五輪・バドミントン混合ダブルス・3位決定戦」(30日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)
世界ランキング5位の渡辺勇大、東野有紗組が銅メダルを獲得した。同13位のタン・チェンマンとツェ・イエンスエット組を2-0(21-17、23-21)で破った。日本の混合ペアがメダルを獲得するのは五輪史上初めて。
熱戦を制した渡辺は「ああなったら気持ちの勝負。昨日、負けてしまったが、反省して切り替えて、(男子ダブルスのパートナーである)遠藤さんと3人でゲームができた」と、試合を振り返った。第2ゲームは5-10の劣勢からの逆転だった。
東野は涙が止まらず「本当に幸せでした。辛い事もあって、勝てない時もあったが、遠藤さんも勇大さんも頑張ってきた。3人で勝てた。本当にありがとうしかない」と感無量の表情。勝利の瞬間、コートに寝転がって両手を突き上げた渡辺は「(メダルを)取る取らないは違う。先輩が作ってきたレールをさらにのばすことができて、東京五輪でメダルが獲れたことは誇り。(東京五輪が)開催されたことが素晴らしく、いろんな方に感謝を伝えたい」と笑顔を浮かべた。
渡辺、東野で愛称は“ワタガシ”。富岡一中時代からペアを組み、今年の全英オープンを制して今大会もメダル候補として期待されていた。
メダルラッシュが期待されたバドミントン勢は、28日には男子シングルス金メダル候補の桃田が1次リーグ敗退。29日は女子ダブルスでも永原・松本組、福島・広田組が準々決勝で敗れた。この日も女子シングルスで奥原が準々決勝で敗退。嫌な流れが続いていたが、渡辺・東野組が快挙を成し遂げた。
◆渡辺勇大(わたなべ・ゆうた)1997年6月13日、東京都出身。167センチ、56キロ。2種目に出場するダブルスの名手。全英オープン2冠。
◆東野有紗(ひがしの・ありさ)1996年8月1日、北海道出身。160センチ、54キロ。
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