ソフト20歳の守護神・後藤希友 緊張の決勝振り返り「呼吸してたかも覚えてない」

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が28日、13年ぶりとなる2大会連続の金メダルを獲得したソフトボール代表メンバーの快挙を報じ、国際放送センターにいる選手たちをリモートでつないでインタビュー。20歳の守護神・後藤希友投手は決勝の雰囲気に圧倒され「呼吸してたかも覚えてない」と振り返った。

 27日の米国との決勝は、六回途中から後藤がエース上野由岐子をリリーフ。予選からの盤石の流れだったが、ベンチで見守った上野は後輩の異変を感じていた。「今回も後藤ならやってくれるだろうなという思いではあったんですけど、さすがにプレッシャーを感じてるような雰囲気がマウンドにあったので、不安ながら見守ってました」と吐露。

 金メダルを決めた後は、上野が後藤をポンポンとたたいてねぎらいながら言葉をかけていた。キャスターの羽鳥慎一から何を話していたのかを聞かれた上野は「マウンドで呼吸してるかなって思うぐらい緊張感が伝わってきたので『大丈夫か?』って」と笑った。

 羽鳥に「後藤さん、呼吸はされてました?」と確認された後藤は「呼吸してたかも覚えてないぐらい頭の中が真っ白でした」と告白。「今までの試合もそうですけど、ここで1点でも取られてしまうと…っていう状況の中でマウンドに上がらせていただいたんですけど、決勝戦の舞台を初めて任せていただいて今まで以上に味わってたことのない緊張感に感じて頭の中が真っ白でした」と繰り返した。

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