伊藤美誠 悲願の金メダルに「水谷選手と試合ができて、すごく楽しかったので」

金メダルを掲げる伊藤美誠
金メダルを掲げる水谷隼
水谷隼(左)に金メダルをかける伊藤美誠(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・卓球混合ダブルス・決勝」(26日、東京体育館)

 今大会から採用された混合ダブルスで、世界ランキング2位で第2シードの水谷隼(32)=木下グループ、伊藤美誠(20)=スターツ=組が、最終7ゲームにもつれ込む激闘の末、第1シードの許シン、劉詩ブン組(中国)を破り、日本卓球界初の金メダルを獲得した。

 表彰式後のフジテレビのインタビューで、オリンピックの舞台で初めて中国ペアに勝利したことに、水谷は「僕が卓球を始めたときからの本当に、夢で、今でもちょっと信じられない気持ちでいっぱいす」と話した。また、伊藤は「すごく、楽しくて、もう最後まで、思いきってできたので。特に0-2のスタートだったんですけど、3ゲーム目取ってからはもう、自分たちの流れで勢いに乗ってこのままいっちゃえ~と思いました」と振り返った。

 さらに、伊藤は第7ゲームのデュースまでもつれ込んだパトリック・フランツィスカ、ペトリサ・ソルヤ組(ドイツ)との準々決勝を挙げ、「ドイツ戦でその、すごい大挽回で勝って、やっぱりその気持ちというのを忘れずにやってきましたし、こんな、いい場所で、こんだけたくさん試合ができて、そして水谷選手と試合ができて、すごく楽しかったので、最後までとにかく楽しもうと思いました」と話し、笑顔があふれた。

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