五輪新種目のサーフィン・五十嵐カノアが初戦首位通過「プレッシャーが力になった」

男子1回戦 鋭いターンで水しぶきを上げる五十嵐カノア=釣ケ崎海岸サーフィンビーチ
笑顔で男子1回戦に臨む五十嵐カノア=釣ケ崎海岸サーフィンビーチ
男子1回戦2組で1位となり、3回戦進出を決めた五十嵐カノア=釣ケ崎海岸サーフィンビーチ
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 「東京五輪・サーフィン男子・1回戦」(25日、釣ケ崎海岸サーフィンビーチ)

 東京五輪新種目として、サーフィンが“五輪デビュー”を果たした。2組は金メダル候補の五十嵐カノア(23)=木下グループ=が12・77点で1位となり、3回戦に進出した。初戦から日本エースとして貫禄を示し、「プレッシャーが力に変わった」と満足気にうなずいた。

 序盤は波を待つ展開が続いたが、中盤でカービングからのトップターンを2発決めるロングライドで、6・67点。一気に3位から首位に踊り出ると、残り10分で再びロングライドを披露し、6・10点。安定感のある波乗りで五輪初戦を終えた。

 今大会から五輪種目になったサーフィン。五十嵐も並々ならぬ思い入れがあり、「今日がサーフィン初のオリンピック。朝起きて夢かなと思うくらい強い気持ちだった。すごくプレッシャーを感じて、それをどうエネルギーに変えるかが目的だった」。普段から世界最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)で活躍するだけに、その緊張感さえも「1本目ライディングして、プレッシャーがとけた」と力にした。

 次戦は26日に予定される3回戦となる。「今日で自信が出た。毎日10%ずつ上げて、最後に良いサーフィンを見せたい」。競技初の五輪金メダリストへ、強い熱意を見せた。

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