ジョコビッチ「究極の偉業」「現実的に」男子初年間ゴールデンスラムへ勝負の五輪

 テニス男子の世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(34)=セルビア=が22日、東京五輪のメーンプレスセンター(MPC)で行われたセルビア選手団の会見に出席した。

 五輪は過去08年北京五輪の銅メダルが最高。「これまでの五輪は緊張した。国を代表する時はいつもと違う感覚となる。ただ、今回は普通の試合としてとらえていきたい」と、うなずいた。

 今季はここまで四大大会のうち全豪オープン、全仏オープン、ウインブルドンの3つを制覇。まだ金メダルを獲得したことがない五輪を制し、さらに残る全米オープンを優勝すれば、男子では史上初、男女通じても88年のグラフ以来2人目となる年間ゴールデンスラム(四大大会+五輪制覇)の大偉業を成し遂げることになる。ナダル、フェデラーといったライバルが不在。「2人ともいないのは奇妙な感じ」と話した。その上で「究極の偉業、達成可能とはいわないが、男子初のチャンスはある。現実的になってきている」と手応えを口にしつつ、「まずは1試合1試合にフォーカスしていく」と、力を込めた。

 無観客開催となり、出場への迷いを口にしていたが、「自分に不利でも有利でも声援をエネルギーにしてきた。今回の五輪で最大の問題で、ジレンマを抱えていた」としたが、「来て良かったと思っている。インスピレーションを他のところから得たい」と、意欲を見せた。

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