内村航平、3大会連続金へ充実「やれるだけのことやってきた」体操主将としても金けん引

 東京・晴海にある東京五輪選手村に18日、日本選手団の金メダル候補が続々と入村した。体操男子の4大会連続出場となる個人総合2連覇王者で、鉄棒に絞って3大会連続の金メダルを狙う内村航平(32)=ジョイカル=は「やれるだけのことはやってきた」と、充実感を漂わせた。

 開幕まであと5日。いつもなら異国の地で、何ともいえない高揚感が湧き上がる選手村入村も、今回はちょっと勝手が違った。内村は「まあ過去3大会と違って選手村が東京の街にあるので。すごく不思議ですね」と笑った。ただ、百戦錬磨の男は心・技・体すべてにおいて、夢舞台への合わせ方を知っている。「これまでたくさんの経験をしてきているので、いつも通りを心掛けて、自分を保っていきたい」とうなずいた。

 普段から練習拠点としている東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)での最終調整合宿を終了。6月の試技会では、選考会でマークした世界最高得点を超える15・800点も記録した。「やれるだけのことはやってこられた」と分析しつつ、「本当に大丈夫か?という思いも持っている。あと1週間、不安な部分を大丈夫なのかどうか、確認して(24日の)予選に向けてやっていきたい」と、わずかな不安要素もつぶしていく構えだ。

 鉄棒のみの個人枠での出場だが、体操ニッポン主将の役割も担う。「若い選手が多くて、僕も刺激をもらってきた。主将も任されているので、ちょっとおかしいんじゃない?というところはみんなに伝えたい」。絶大すぎる存在感で、金メダルラッシュをけん引する。

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