世代交代なしのスピードスケート 湯田強化部長にじむ危機感「やはり厳しい。世代交代が起こらない」銅メダル3つ全てに高木美の力

 日本スケート連盟のスピードスケート強化部長を務める湯田淳氏が22日、ミラノ市内で取材に応じ、世代交代が起こっていない日本代表の現状に危機感を示した。

 この日のマススタートを終えてミノ・コルティナ五輪のスピードスケート全種目が終了。日本は、女子団体追い抜き3位と、高木美帆(TOKIOインカラミ)の500メートル3位、1000メートル3位と計3個のメダルに終わった。湯田氏は「目標は金を複数含むメダル5個と、入賞13に設定して臨んだ。結果的にはメダルが3個で、入賞は伸びず、目標には届かずということで終わってしまった」と総括。続けて「やはり厳しい。世代交代が起こらない。北京後1年後は勢いあったけど、それ以降は衰退していくイメージが続いていた」と4年前に感じていたことを明かした。

 湯田氏は北京五輪後に強化部長を退き、2年前に復帰。2年では世代交代は難しいと考え、この2年は「今戦える可能性をどう上げていくかを注力した」という。続けて「年齢を重ねた選手もやはり力はあって、新たな選手が追い越して世界に飛び立っていけない。この数年は、そのはざまにあった」と話した。

 ここからまた、2030年フランスアルプス地方で行われる冬季五輪に向けて強化が始まる。「転換点であることには間違いない。どういう体制にしていくかは、今の延長線上にはない。議論しながら日本がどういうふうに力をつけていくかは真剣に考えないといけない」と厳しい口調で語った。

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