坂本花織の誓い 指導者として再び五輪の舞台に「この悔しさを次のキャリアの糧に。またふと五輪に現れるかなと思います」中野コーチからの言葉明かす「今後あなたが五輪金メダリストを」
「ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート女子・フリー」(19日、ミラノ・アイススケートアリーナ)
22年北京五輪銅メダルSP2位だった坂本花織(25)=シスメックス=完璧な演技とはいかなかったが、フリー147・67点、合計224・90点をマークし、銀メダルを獲得した。演技後は涙がこぼれ、北京を上回る銀メダルにも両手で顔を覆って号泣した。最後の五輪で頂点には届かなかったが、試合後の会見では今度は指導者として五輪の舞台に帰ってくることを誓った。
1つのミスが明暗を負けた形での銀メダル。演技後、涙に暮れた坂本だったが、メダリスト会見では笑顔も浮かべ、大会を振り返った。「今季で引退するって決めて、この1年頑張ってきて、正直最後の最後やり切れなかったのが悔しいというか心残りではあるんですけど、悔しいと思うぐらい頑張ったってことだし、この悔しさを次のキャリアの糧にできたらと思っています」と心境を明かした坂本。引退後は指導者の道を進む。その上で中野園子コーチから掛けられた言葉を明かし「『あなたが銀になったから、今後あなたがオリンピック金メダリストを育てていきなさい』と言われました」とした上で「教え子を金メダルに導いていけるようになったら、また五輪にふと現れるかなと思います」と、コーチとしてのカムバックを誓った。
3度の五輪を振り返り「初めての平昌は2枠のうちの1枠を自分にあててくれて出ることができて、自分が出るから選ばれなかった選手に“なんで坂本が出るんだ”って言われたくなかったからすごく頑張ったし、その気持ちだけでなんとか乗り切った。平昌五輪からの4年は頑張って世界選手権とかも経験して北京五輪がきて、五輪期間中もいろんな状況があって、精神的にも大変なところがあった。それでも団体と個人でメダルを取れたのは大きなターニングポイントだった。自分でも頑張ればオリンピックメダリストになれるんだって気づきを与えてもらって。そこから4年で世界チャンピオンになって、全日本で連覇したい、そんな素晴らしすぎるぐらいの経験ができて、またこのミラノ五輪に出ることができて、前大会よりもいい色のメダルが2つもとれて、本当に着実に4年ごとに成長してるなって感じますし。3回目の重みは今までの2回とはまったく違うなと感じました」と、言葉をかみしめた。
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