銅メダルの村瀬心椛は表彰式で悔し涙あふれる「優勝できたかなと思ったけど…」「もっと修行しないといけない」金獲得の深田を笑顔で祝福も

 「ミラノ・コルティナ五輪・スノーボード女子スロープスタイル・決勝」(18日、リヴィーニョ・スノーパーク)

 村瀬心椛(21)=TOKIOインカラミ=は2冠達成とならず、銅メダルとなった。表彰式では涙があふれた。

 順位確定直後、金メダルで涙する深田を笑顔で祝福した。だが、表彰式で銅メダルを実感すると涙が一気にあふれた。

 「やっぱり、2冠、金金を目指していた。(3回目は)完璧なルーティンができて、優勝できたかなと思ったんですけど…。思ったような点数は出ずに、きょう一番、今までで一番いいランをお届けできたので…。ものすごく嬉しいが銅というのは悔しいですし、期待に応えられず悔しいです」。

 決勝1回目はトップに立つ79・30点をマーク。だが、2回目に深田茉莉(19)=ヤマゼン=に逆転された。2位で迎えた3回目は攻めの滑りでフロントサイド・トリプルコーク1260、バックサイド1080を成功。完璧な内容でガッツポーズを作ったが、85・80で、深田に2・03点及ばなかった。

 3本目は手応えもあった。「トゥエルブ(1260)も決まって、絶対にセブン(720)じゃなくて、絶対に10(1080)をやって、絶対にてっぺんを取ろうと思ったんですが…。もっと修行しないといけないと感じました」。

 堂々の銅メダルだが、早くも視線は4年後へ。「(金メダルで)最初は嬉しくて、悔しい感じで終わったので次は金、金を取って、この悔しい思いを次のオリンピックでぶつけてやろうと思います」と、言葉に力を込めた。

 ◆村瀬心椛(むらせ・ここも)2004年10月15日、岐阜県出身。スノーボード好きの両親の影響で4歳から始めた。18年には全日本選手権スロープスタイルで初優勝。世界ジュニア選手権ではスロープスタイルとビッグエアで2冠に輝いた。17歳3カ月で出場した2022年北京五輪のビッグエアで銅メダルを獲得。冬季五輪の日本勢女子最年少メダリストになった。TOKIOインカラミ所属。身長153センチ。

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