モーグル 堀島行真のぞかせる超真面目 第1子赤ちゃん時代から競技ヒント「赤ちゃん自体が効率的に動いてるはず」
「ミラノ・コルティナ五輪・フリースタイルスキー・男子デュアルモーグル・決勝」(15日、リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク)
堀島行真(28)=トヨタ自動車=は、決勝で第一人者のミカエル・キングズベリー(カナダ)に敗れたものの、2大会連続の銅メダルとなったモーグルに続く、銀メダルを獲得した。22年に北京五輪代表の妻・輝紗良さんと結婚し、その後第1子も誕生。堀島は赤ちゃんの動きも競技に生かしていた。
超が付くほど真面目な堀島。日々の練習も手を抜かないが、日常生活のどんなことでもモーグルにつなげようとする。柔らかい話を聞き出そうとした報道陣が、第1子のことについて質問すると、堀島からはまさかの回答が返ってきた。
「よく学ぶのは子どもがどうやって歩いていくのかというプロセスだったり、何も教えてないのに力強い行動ができていたりとか、筋肉の発達とか、それを見て自分に落とし込む。歩く姿、立つ姿、座る姿、どういうのが効率的なのか。赤ちゃん自体が効率的に動いてるはずだと僕は思っているので。筋力がない中でどのようにして、僕たちのように体を動かしているのか。それを1から見つめ直すいい機会になっている」
22年北京五輪で銅メダルを獲得し、4年後のミラノ・コルティナ五輪ではモーグルで銅メダル、デュアルモーグルで銀メダルを取った日本のエース。日常に起こる全てのことを競技につなげようとする真面目さと貪欲さが、世界のトップにい続けられる秘けつなのかもしれない。
◆堀島行真(ほりしま・いくま)1997年12月11日、岐阜県池田町出身。小学4年生から本格的にモーグルを始める。池田中2年生の時にジュニアオリンピックカップで優勝。高校1年生からW杯に参戦した。岐阜第一高を経て、中京大に進学。18年平昌五輪は11位。22年北京五輪銅メダル。22年に結婚を発表し、長女も誕生している。トヨタ自動車所属。身長170センチ。
