冨高日向子が涙の4位「あと1歩違ったら、あと少し速かったら・・・」無情の結末 3位と同点もターン点わずか0・2点差で無念 女子モーグル24年ぶりメダル獲得はならず

 「ミラノ・コルティナ五輪・フリースタイルスキー・女子モーグル・決勝」(11日、リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク)

 25年世界選手権銀メダリストの冨高日向子(25)=多摩大ク=は78・00点で4位。02年ソルトレイクシティ五輪・里谷多英の銅メダル以来同種目24年ぶりとなるメダル獲得はならなかった。3位のラフォン(フランス)とは同点だったが、同点の場合はターン点で順位を決定。ターン点の差(ラフォン46・2点、冨高46点)で4位となった。

 第1エアでコーク720を決めると、第2エアもコーク720を決めて、一気に駆け抜けた。残り2人を残して、3位だったが、後続1人に抜かれた。競技後は目に涙が浮かんだ。

 「4位と3位の差はちょっとじゃない。すごい悔しい気持ちはあるんですけど、やっぱりあと1歩違ったら、あと1秒、少し速かったらと思うと悔しい気持ちはある」と涙を拭いながら、「最後の一本は景色焼きつけて滑る事ができた。この結果を受け止めて、まだデュアルあるので。しっかりこの悔しさを糧にしっかりメダル狙っていきたい。デュアルは苦手意識はあるんですけど、しっかり頑張りたい」と、デュアルモーグルでの雪辱を誓った。

 10日の予選1回目に75・28点をマークして、日本勢トップの5位で通過。直前の準決勝は79・42点の全体3位で決勝進出を決めていた。

 19位に終わった北京五輪から4年。W杯では24年2月の米国大会、同年1月のカナダ大会でともに3位に入ったのが最高だが、常に1桁順位と安定感はある。25年3月の世界選手権では13年の伊藤みき以来となる銀メダルを獲得。成長して夢舞台へと戻ってきた。

 今年1月に五輪出場が内定。自身のインスタグラムには「多くの人のサポートのおかげでまたオリンピックという大舞台に立てることが本当に嬉しく、とても楽しみでわくわくしています オリンピックでも自分らしく全力で、今まで1番良い滑りで滑りきってきます!応援よろしくお願いします」と記していた。

 ◆冨高日向子(とみたか・ひなこ)2000年9月21日生まれ、東京都町田市出身。クラーク高-多摩大を経て、多摩大ク所属。22年北京五輪19位。

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